TVアニメ「ハナヤマタ」。夏季アニメなのでそろそろ終盤。のこり2話と言ったところでしょうか。
そんななか、先週の9月10日に挿入歌「コドクシグナル」のCDが発売になりました。
OPとEDはもちろんTVアニメで何度もオンエアされているのを聞いていますが(TVサイズですが)
コドクシグナルはアニメ1話でサビの一部が流れ、その後はほとんど流れる事が無かった曲ですが・・・
バンドサウンドが好きな僕としては、OP、EDを差し置いて気になっていた曲だったので、CDでフルが聞けてうれしいです。
コドクシグナルは、CDとDVDの二枚組ディスクで、紙製のスリーブケース入り。
OPの「花ハ踊レヤいろはにほは普通のケース。で値段は同じ。と考えると意外と優待されている!といった印象。
ついでにピックもついてきたり。
CDの方の曲はもちろんですが、DVDの方にはイメージビデオ(ミュージックビデオ)が収録。
購入するまで見た事がなかったんですが・・・ 声優さんがアテフリでやってますね。
劇中のバンド「Need Cool Quality」。
メンバーは
ボーカル&ギター 山ノ下祥子
コーラス&ギター 小町結香
ベース 梶原亜里沙
ドラムス 笹目ヤヤ
の4人。
途中でオーディションに落ち、バンドが解散してしまうためヤヤ以外のキャラクターは登場回数が少ないですが・・・
この声優さんたちがMVには登場。
声優さんそれぞれ楽器の経験がどうかわかりませんが・・・
しっかり指導はされている様子。あからさまにおかしい動きはしていない気がします。
ドラムスの最初のフィルも、ギターリフのポジションも。基本的に正しいかと思います。
エフェクターの切り替えだったりも細かくて。アテフリとしてはかなりクオリティ高いのでは?
曲自体は、ガールズロック。かっこいいサウンドだけどちょっと切ない。そんなサウンドで、歌もうまいです。
声が曲にあってますね。聞きやすくていいです。楽器隊のフレージングも小難しくなくいい感じで。
歌詞も・・・ヤヤの心情ですかね・・・。畑さん流石ですわ・・・
少し残念というか、いただけないなーと思ったのは、「ガシャン」「あ、やっちゃった」「しずかにー!」みたいなくだりの演出の為に
ハードケースからベースがこぼれ落ちた表現。落下するシーンを出していないので、ケースがあくシーンと、床においたベースで組み合わせてるようですが・・・。
バンドマンとして、楽器をそういう風に扱うのはいただけません。演出の為でも。安物でも。
というか彼女達レベルのバンドまんなら楽器は大切にしてるはずですし、『なぜ?』という印象が強いのが正直。
他に幾らでもやりようはあったはずですし。
で・・・これだけ力を入れているのであれば指導した人がいるはずですし
そもそもPV撮影してるんだから資料として残る訳で・・・なぜアニメで活かさなかった・・・。
ハナヤマタの描写の一番の欠点は楽器、バンドの表現ミスの多さだと思ってます。違和感が強くて気になって仕方が無い。
アニメより先にPV撮影をすませておけばそれを利用して作れたでしょうに・・・残念です。
PVのラストはヤヤ役の奥野香耶さんが音楽室をのぞくけど・・・中は空っぽ、というカットでエンド。
バンドが解散して、その後。ヤヤの思い出とか、そういう描写っぽいですよね。非常に切ない。
そんなこんなで、「Need Cool Quality」の「コドクシグナル」でしたが・・・
もったいないですよね・・・今後も何か出してほしい気がします。とりあえずライブをお待ちしてます。
最後に一つ思い出しました。
コドクシグナルをはじめとして、ハナヤマタのCD。DVDと同梱してるやつだけかもしれませんが・・・
使ってるジュエルケースがひどい。ツメに遊びが無いタイプなので、かなり力を入れないとCDがとれない。
今時こんなケース使ってる大手レーベルそんなないですよ、エイベックスさん。
そういうところのユーザビリティも含めてしっかり製作進行してほしいものです。